酒に酔った女子大生を自宅に連れ込み性的暴行を加えたとして逮捕された同志社大学アメフト部に所属する「片井裕貴、山田悠護、濱田健、牧野稜」の4人の容疑者。彼らについて調査したところ4人のインスタアカウントが判明。濱田健容疑者に関してはインスタのプロフィールから帰国子女の可能性があります。
片井裕貴・山田悠護・濱田健・牧野稜のインスタアカウント
こちらが片井裕貴・山田悠護・濱田健・牧野稜容疑者ら4人のインスタアカウントです。いずれも鍵アカであるため投稿を見ることは出来ません。

(画像:片井裕貴のアカウント)
片井裕貴
Seikyo→Doshisha

(画像:山田悠護のアカウント)
やーまだ うーご
#D

(画像:濱田健のアカウント)
Ken Hamada
‘00 San Diego,CA→Kyoto
Doshisha univ.
@wildrover_d #13

(画像:牧野稜のアカウント)
牧野稜
10 for @wildrover_d
片井裕貴・山田悠護・濱田健・牧野稜容疑者の4人はいずれも同志社大学あるいは同志社大学アメフト部(ワイルドローパー)に在籍していることをプロフィールで紹介。山田悠護容疑者の「#D」は同志社(Doshisya)をローマ字にした時の頭文字を取ったものでしょう。
- 片井裕貴:yuuuuki_1209
- 山田悠護:yugo.hanakuso
- 濱田健:kenny823_sd
- 牧野稜:mcky_10
片井裕貴容疑者に関してはTwitterアカウントも特定。2つ(@yuuuki_1209・@YjM44aICIZ8mqsI)あって片方は鍵アカウント。片井裕貴容疑者は鍵アカをメインに使用しており最新のツイートはリプですが7月末。事件後もSNSを使用していたことになります。



また、2019年になりますが片井裕貴容疑者は友達と思われるフォロワーから「お前は女のLINE欲しいのにな」と女性に飢えていることを指摘されています。片井裕貴容疑者は高校時代、野球部に所属しており大学ではアメフト部に入部。部活一筋で女性との接点が少なく女性慣れしておらず今回の事件を起こしてしまったのも納得です。

濱田健「アメリカ帰りの帰国子女」の可能性


濱田健容疑者のインスタプロフィールには「San Diego,CA→Kyoto」と記載されています。San Diegoはサンディエゴで、CAはカリフォルニアを略したもの。つまり濱田健容疑者はアメリカのカリフォルニア州・サンディエゴ出身、あるいサンディエゴで幼少期を過ごした帰国子女の可能性があります。
インスタのIDである「kenny823_sd」も「kenny→ケニー、823→8月23日産まれ、sd→サンディエゴ」と海外にいたことをアピールした設定。ちなみに英語圏では名前がケンだとケニーと呼ばれることが一般的。濱田健容疑者もサンディエゴではケニーの愛称で親しまれていたのでしょう。
以上のことから濱田健容疑者はアメリカでの生活が長く人生で忘れられない経験だった。インスタのIDではどうしてもアメリカにいたことをアピールしたく「kenny、sd」といったワードを使って遠回しに表現。帰国子女マウントをどうしても取りたかった意図が見えます。
また、出身校である同志社国際は京都で唯一帰国子女の受け入れを目的として設置された高校。濱田健容疑者にとっては適した高校です。

京都で唯一の「帰国子女の受け入れを主たる目的として設置された学校」
1980(昭和55)年、同志社の精神と伝統を受け継ぎ、文部省(現・文部科学省)指定「帰国生徒受け入れ専門校」として高等学校を設立、1988(昭和63)年には中学校を開設し、中学校から大学までの一貫した教育が可能になりました。
本校は、帰国生徒教育の教育活動において30年を超える歴史を持ち、海外子女教育振興財団により京都では唯一のA1群指定(帰国子女受け入れを主たる目的として設置された高等学校)を受けています。
帰国子女の受け入れを目的をしていることもあり同志社国際の校則はかなり自由。部活は特にアメフトに力を入れているとのこと。そして、普通に生活をしていれば学力が多少劣っていても同志社大学への進学が可能。在校生のほとんどが同志社大学に進学するようです。

法に触れることをしない限りそのまま同志社大学へと上がれる。
この学校一の良さだと思う。ほぼ全員が上がれる。10段階の評定中、1の数が複数個あって欠席日数が3分の1以上で留年と言われているが留年生徒は聞いたことない。テスト1桁レベルの勉強が不得意な生徒でも進学出来るので肩書きでは偏差値69となっているが、実は頭の悪い生徒も多い。

進学実績はとてもいいです。しかし、これは全員が大学に行くチャンスが与えられているからです。下の下の人でも同志社大学に行けます。正直に言うと僕もそこまで真剣に勉強はしていなかったが、志望学部には行けました。
濱田健容疑者は帰国子女制度で同志社国際に入学。練習が厳しいアメフトに打ち込み、エスカレーター式で同志社大学に入学。高校時代から部活は真面目に取り組んでいたものの高校では校則が自由であったことから、私生活では緩さが出ていた。
同志社大学では高校の時と比べてより自由な時間が多く私生活も次第に緩さが増していった。それでも大学から始めたアメフトは真剣に取り組み就職も内定。事件を起こしたのが5月であることを踏まえると就職先が決まって浮かれていた。
それでも残すはアメフトを悔いなくやり切って卒業するだけだった。しかし、切磋琢磨してきた仲間である片井裕貴容疑者たちの飲みということもあり普段以上に気持ちが緩んで事件に直結したわけです。
同志社大学アメフト部の就職先
片井裕貴容疑者ら逮捕された4人は全員4回生。片井裕貴容疑者と山田悠護容疑者は秋のリーグ戦に出場していたことから就職先も内定していたはずです。片井裕貴容疑者については一流商社へ内定していたことが判明。
一流の商社に就職も決まっとったんや。私の商売でつながりがある会社なんやけど、『口きいたろか』と言うても、『自分なりに頑張っていきますから』言うて、ツテも使わんと実力で入ったんや。
(引用:文春オンライン)
ちなみに同志社大学アメフト部の卒業生の就職先について調査すると多数が大企業に就職しています。2021年と2020年度の卒業生の就職先一覧はこちら。
- サントリーホールディングス株式会社
- 鹿島建設株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 清水建設株式会社
- 岡三証券株式会社
- 阪和興業株式会社
- 住友林業株式会社
- 太陽工業株式会社
- 三菱電機株式会社
- 株式会社クボタ
- 村本建設株式会社
- 奥村組株式会社
- 日本IBMデジタルサービス株式会社
- ワタキューセイモア株式会社
- パナソニック株式会社
- 株式会社 新広社
- 常磐薬品工業株式会社
- 株式会社GSユアサ
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱UFJ銀行
- 住友林業株式会社
- パナソニック株式会社
- 伊藤忠商事株式会社
- 楽天株式会社
- 株式会社奥村組
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 明治安田生命保険相互会社
- 日本製薬株式会社
- 日本通運株式会社
- 富士ゼロックスシステムサービス株式会社
- 株式会社ADKホールディングス
- 株式会社三十三フィナンシャルグループ
- 因幡電機産業株式会社
- 堀場製作所
- コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
- 株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット
- 日本ハム株式会社
- 株式会社ネットプロテクションズ
- 株式会社NTTドコモ
- チャコット株式会社
このように大手メーカーから金融機関、証券、保険会社、ゼネコン、不動産など有名企業に卒業生を輩出しています。アメフトは体育会系の中でも企業から人気があり就職に有利と言われています。企業によっては幅を利かせている学閥があれば就職に有利になるとのこと。
今回の事件により同志社大学アメフト部出身の生徒を避ける企業が少なからず出てくるはずです。現時点で内定している他のアメフト部の生徒の内定を取り消す企業が出てくる可能性も否定できません。また、現在の3回生は就職先の選択肢が狭まるといった影響を受けることが考えられます。
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