2022年10月20日にプロ野球ドラフト会議が行われます。そして、その後には特番として「速報ドラフト会議THE運命の1日」が放送されます。番組には5人のドラフト候補選手がピックアップされます。
そのうちの1人が北海道の離島・奥尻町出身である「坂本拓己(さかもとたくみ)投手」。坂本拓己投手は準優勝に貢献。奥尻島からの阪急・オリックスで活躍した佐藤義則さん以来2人目となります。
この記事では、坂本拓己投手のwiki風プロフィール(中学・高校)とドラフト結果について紹介していきます。
坂本拓己(奥尻島からプロへ)のwiki風プロフィール!

坂本拓己投手
- 名前:坂本 拓己(さかもと たくみ)
- 生年月日:2004年1月6日(22歳)
- 出身地:北海道奥尻町
- 身長/体重:180cm/85kg
- 投球/打席:左投げ/左打ち
- ポジション:投手
- 高校:知内(しりうち)高校
- 家族:両親・兄・姉
奥尻島は函館から見て北北西の場所に位置します。
- 奥尻町立青苗(あおなえ)小学校(青苗スカイバード)
- 奥尻中学校
- 知内(しりうち)高校
- ストレート:最速147km/h
- 変化球:カーブ、スライダー、チェンジアップ
門別擁する東海大札幌を破った最速147㌔を放る坂本 拓己(➂知内)。
直球も角度があって良いモノがあるし、特に最後のスライダーは目を見張るモノがある😎 pic.twitter.com/PmF7G7gM2X— ティケ (@TK61364658) July 25, 2022
ドラフト会議は3日後! そこで『#野球太郎 No.044』ドラフト候補名鑑の注目選手を公開! #坂本拓己(#知内)/南北海道大会で有望投手が率いる私立校を倒しながら、決勝まで導いた。島育ちの原石を磨くのはどの球団? 本の購入→https://t.co/c8KUVd7ZtA #ドラフト会議 #野球太郎トッププロスペクト pic.twitter.com/SDYDOjnbJD
— 『野球太郎No.044 2022ドラフト直前大特集号』を持って、ドラフト会議に出かけよう。 (@yakyutarokbs) October 17, 2022
どんな選手?/北海道南西部の奥尻町で育った野生児。小中では島の有名人、高校での寮生活で人間性も磨かれてドラフトを待つ。変化球を使えるようになり、ストレートが生きてきた典型的な元素材型左腕。最後の夏は課題を解消させる向上心も見せ、いつの間にか試合を作れる安定感も備えた投手に。
こんなチームにおすすめ/都会の誘惑がない野球環境
プレーヤータイプ/誰も言わないが9奪連続三振の江夏豊(元阪神)ほか
坂本拓己「臆病者が知内高校でエースに成長」
奥尻島で生まれた坂本拓己投手。小学1年生の時に青苗スカイバードで野球を始めます。中学校は地元の奥尻中学校に進学して軟式野球部でプレー。
高校は奥尻島から離れた道南にある公立の知内高校に進学して寮生活。寮生活を選んだ理由は「社会に出たときに自立できるように」とのこと。
- 所在地:北海道上磯郡知内町重内984

知内高校
坂本拓己投手は1年秋からベンチ入り。3年の春は道ベスト8、そして夏は南北海道大会で見事準優勝。
特に夏の大会では函館の支部予選から南北海道大会決勝まで全試合に登板。49回を投げて「奪三振49・失点11・防御率1.49」の素晴らしい成績を記録。加えて南北海道大会では準決勝まで3試合連続完投。決勝でも先発しましたが、7回5失点で途中降板しています。

坂本拓己投手は奥尻島で過ごした中学時代までは部活動終わりや休日も家の中にいることはほとんどなく、まるで野生児のように屋外で過ごすのが好きだったようです。
そんなわんぱくだった坂本拓己投手ですが、父である治広さん曰く「きょうだいの中で一番臆病。人前に出るのが苦手だった」とのこと。坂本拓己投手は学校行事などで目立つことはなく、学芸会などでも後方ポジションが定位置。
しかし、知内高校での3年間で臆病だったころの面影はなくチームのエースどころか道内屈指の投手までに成長されています。
坂本拓己(奥尻島からプロ入りへ)のドラフト結果
坂本拓己投手は東海大札幌の門別啓人投手、広島から事前に1位指名を表面している苫小牧中央の斉藤優汰投手と並んで道内の高校BIG3と言われています。

門別啓人投手

斉藤優汰投手

坂本拓己投手
坂本拓己投手は3年の夏の大会でライバルである門別啓人投手率いる東海大札幌に2-1で競り勝ち、坂本拓己投手は完投勝利。また、複数のスカウト陣から高評価を得ておりドラフト中位~下位での指名が予想されます。
坂本の投球を視察した日本ハム白井スカウト 勝負どころでコースに投げ分けられている。ここぞの場面で力を発揮している。
(引用:日刊スポーツ)
現役時代左腕だった巨人柏田スカウトは「大事な調整能力を持っている。地区予選より良くなっている。よくここまで仕上げてきた」と進化を感じ取っていた。
(引用:日刊スポーツ)
ヤクルト、広島のスカウトがネット裏で視線を送った。ヤクルトの斉藤宜之スカウトは「バネがあるし、これからもっと球速が上がると思う。伸びしろがありそうなので楽しみ」と評価した。
(引用:スポーツ報知)
南北海道大会の支部予選で安定した投球を続ける大型左腕。左スリークォーターから140キロ前後の速球と切れのあるスライダーで三振を量産。フォームのメカニズム的に、木村大成投手(北海ーソフトバンク)と似た投手で、評価も上がっていくのではないだろうか。
(引用:高校野球ドットコム)
坂本拓己投手がドラフト指名となれば阪急・オリックスで活躍した佐藤義則さん以来46年ぶりの奥尻島出身のプロ野球選手となります。

佐藤義則さん
※追記:ヤクルトスワローズがドラフト4位で坂本拓己投手を指名しました。
東京ヤクルト 4位
坂本 拓己 (投手・知内高)
https://t.co/sv8Z7NO34s#NPB #ドラフト会議 #ドラフト— 日本野球機構(NPB) (@npb) October 20, 2022
ヤクルトはスカウトが坂本拓己投手を視察しており、伸びしろがある投手として高い評価を得ていました。それだけにプロ入りでの活躍が期待されます。
- 斉藤優汰:広島東洋カープ(ドラフト1位)
- 門別啓人:阪神タイガース(ドラフト3位)
- 坂本拓己:ヤクルトスワローズ(ドラフト4位)
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